DaHjaj gheD

「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると言われている

DaHjaj gheD 「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると云う

金曜感想。

・『ケロロ軍曹
うわー、濃いなぁ・・・(笑)
「ゲロゲロ30分」で15本立てだから余分なネタなしで面白いところだけ詰め込んだ形になってて濃い濃い。 吉岡平のアニメ版での扱いの酷さは素晴らしい! タママレイザーラモンHGネタはちょっと今更でしたかね。
「至極当然」って4字熟語じゃねーだろと思ってたらそれをフォローする4字熟語ネタがあったのはグッド! でもゲバゲバとかバビル二世とか子供置いてきぼりを通り越した古さなんですが(笑)。
来週の桃華たんは激烈に萌えそうなので今から消防車を呼んでおいた方が良いかもしれません。

Yotsuba&! 2

Yotsuba 2 (Yotsubato)

Yotsuba 2 (Yotsubato)

今回は面白い訳が多かったので多めになりました。 ネタ的なツッコミと共に書き文字(擬音)の訳とかを拾ってみたいと思います。
あとここに挙げてない訳はそのまま憶えて使えるようなのばかりで実用的です。*1

サブタイトル
よつばと(おえかき)! → "YOTSUBA& (DRAWING)!"(※以下、"YOTSUBA& (...)!" 部分を省略)
よつばと(復讐)! → "REVENGE"
よつばと(ケーキ)! → "CAKE"
よつばと(どんまい)! → "NO BOTHER"(=「煩わしくない、気にしない」、"YOTSUBA & DON'T MIND" だと構文がおかしくなるから(&を外したり出来ませんし)、名詞にせざるを得ないんでしょう。 逆に「どんまい」を名詞のように扱える日本語の自由さが際立ちます)
よつばと(プール)! → "POOLS"(一般的には、単に "POOL" というとビリヤードの方も指します。 泳ぐプールに限定したい時は "swiming pool" と言って区別します)
よつばと(かえる)! → "THE FROG"
よつばと(おみやげ)! → "SOUVENIRS"(スーヴェニーアーズ、よく聞くけど憶えられないスペルの1つ)
 ほとんど直訳です。 まあひねる必要ないですけどね。

  • P7、風香・みうら「うぃーす」「うぃっす」→ どちらも "HI."(うう〜ん、もうちょっとなんとか変化を付けられんのでしょかねー)
  • 「ねーちゃんは服のセンスが少し悪いよね?」「うそっ!?」→ "HMM. YOUR TASTE IN CLOTHES ISN'T SO GREAT, HUH?", "WHAT?!"(TASTE IN CLOTHES は「服のセンス」なのでほぼ直訳)
  • P13「おっす」→ "WHAT'S UP?"=「最近どう?」とか「元気?」みたいな意味。 親しい間で使うと思ったけど初対面でも使うんですね。 (みうらの馴れ馴れしい態度の表現?)
  • P21、[しょんぼり]→ [SLUMP]
  • P25、[ピーン]→ [Bingo!](なるほど・・・)
  • 「いいわけは地獄で聞く」→ "SAVE YOUR EXCUSES FOR THE DEVIL!"=「言い訳は悪魔にするまで取って置け」(これはこれでカッコ良いのでOK)
  • 「きょん」→ "BLGH!"
  • 「しんでも・・・いきてかえる」→ "EVEN IF THEY KILL ME, I WILL MAKE IT BACK IN ONE PIECE!"("IN ONE PIECE" =「無事に」)
  • [ピンポーン]→ [DING DONG]
  • 「はんぶんいきてた」→ "YOU'RE HALF DEAD."(言い方が逆になるのが面白いですね)
  • 「ぜんぶしんだ」→ "NOW YOU'RE ALL DEAD."(上のセリフと対になるので、これは英訳の方が上手いと言えば上手い)
  • 「ええっ!? や やったよぉ?」→ "YOU JUST DID!"
  • P53、「はっ」[ばし]→ "HYA!" [BWAK]
  • 「バイバイ 小さな殺し屋さん」→ "SAY GOODBYE, LITTLE ASSASSIN."(雰囲気バッチリ! まあ元々「アメリカ映画のセリフみたいなセリフ」なわけですから当たり前かもしれませんが)
  • P59(トビラ)ブラックボードの「おすすめメニュー」→ "HOUSE SPECIALS" など、日本語部分が書き換えてあります。
  • ジュラルミンです」→ "JULARLMIN!" (duralumin と Juliet をごちゃ混ぜにして間違えてる、という表現)
  • 「どうぞおあがり? おまかいですが」→ "WELCOME TO HUMBLE ABOARD! STEP ON UP!"(決り文句 "welcome to my humble abode"「ようこそ拙宅へ」の言い間違いと解釈してます。 1巻P77も同じ)
  • 「みうらがきなすった」→ "MIURA HAS ARRIVED!"(普通
  • 「みうらちゃん おもてなしごっこー」→ "WE'RE PLAYING HOUSE."=「ままごとしてるの」 アレ、ままごとかなあ・・・(笑)
  • 「わがものがおだな」→ "JEEZ, YOU ACT LIKE YOU OWN THE PLACE."(JEEZ は JESUS の婉曲表現。 文は普通の英語で、「歳不相応の言葉をひらがなで言ってる」雰囲気までは出せませんね)
  • 恵那「いただきます」→ "THANKS FOR THE CAKE."
  • よつば「いただきます!!」→ "LET'S EAT!"(普通こんな事言いませんが、日本の「いただきます」に当る表現が英語にはないので仕方ないです)
  • P81、あさぎ「いただき」→ "DON'T MIND IF I DO!"(何か人に勧められた物を「いただきます」という時の表現)
  • 「ひゅー ちゃくりく〜〜」→ "FWOO  POINK! PERFECT LANDING."
  • 「よつばこ」→ "YOTSUBOX"(偶然とはいえ、これはなかなか良いかも)
  • 「よつばをダシに使うなよー」→ "QUIT USING HER TO ASK GIRLS OUT."=直訳すると「女の子をデートに誘うのに彼女を使うのはやめろ」(まあ「ダシにする」のような慣用句は、意味を直訳するしかないですね)
  • P119、[ムカ]→ [GRRR](犬や狼が唸る時の「ガルルル・・・」という声)
  • 「セクシーさに見とれちゃいました?」→ "ADMIRING MY BIKINI, HUH?"=「私のビキニに見とれてるの?」あんまり風香に言って欲しくないセリフに・・・(笑) (ただ sexiness とかにすると、英語では生々しくなる(ストレートに性的な言い回しになる)ので風香にはもっと合いません)
  • 「泳げない」「カナヅチ」→ どちらも "CAN'T SWIM"
  • 「すいえいどうじょう」→ "SWIMMING DOJO"("DOJO" で解るんだ・・・)
  • 「は はいっすみません」→ "Y-YES, MA'AM! SORRY!" (突然敬語を使う面白さが出てます)
  • 「・・・じゃー さんまからやって」→ "ALRIGHT. LET'S START WITH PIKE."(さんま="saury pike")
  • 「今日も元気アマリリスだねー」→ "FULL OF ENERGY AS USUAL, I SEE"=「いつも通り元気いっぱいね」(このダジャレはまあ翻訳不可能ですね。残念ですが)
  • P157、「ふっ」「あて」→ "HRMPH!" "YEOW!"("HRMPH!" はアメコミ読んでても見たことのない掛け声。 意外とバリエーションあるんですね)
  • 「目の玉花子です」→ "I AM HANAKO THE EYEBALL!"(「目の玉」という苗字なんだと思ってましたが「目の玉の花子」という解釈になってます)
  • P162、[のそのそ]→ [WRIGGLE]=「うごめく、身もだえする、這う、のたうつ」
  • 「沖縄限定」→ "YOU CAN ONLY GET THEM IN OKINAWA"=「沖縄でだけ手に入れられる」(この長い表現を見ると、漢字がどれほど便利な表意文字か、改めて思い知らされます)
  • 「なにこれ? おまんじゅう?」→ "What are they? Donuts?"(訳者が知ってるのかはともかく、さーたーあんだぎーの実物は確かにドーナツっぽいですよね。)
  • 「いやいやいや お父さん超生きてるし」→ "WH-WHAT ARE YOU TALKING ABOUT?! HE'S STILL ALIVE!"=「な 何言ってるの? まだ生きてるよ!」(「いやいやいや」の顔とセリフが合ってない・・・)
  • 「難しいわ ハード」「ハード?」→ "SO IT'S HARD." "The disc is hard?"(結果的に、英語の方が上手くシャレになってます)
  • 「おまえもかー」→ "Et tu, Ena?"(シェイクスピアジュリアス・シーザー』のいちばん有名なセリフ「ブルータスよ、お前もか」"Et tu, Brute."(ラテン語) にちなみます)
  • 「『何もない』が あるのよ!」→ "SO, WHEN YOU THINK OF OKINAWA... YOU THINK OF NOTHING!"=「沖縄のことを考える時、何も思い浮かべない」?(いや・・・ あれ?)
  • 「ほら来た」→ "SPEAK OF THE DEVIL."(=「うわさをすれば影」)

巻末の解説では「風香のシャツのちよちゃんのパパ」、「たいやき」、「モンブラン(Mont blanc)」(アメリカにはまったく無いそうな)、「シーサー(SHISA)」、「さーたーあんだぎー」、「アムロ・グシケン・シマブクロ」、「三線(Sanshin)」、「お盆(Bon festival)」について書かれてます。 シマブクロは沖縄出身の人間国宝(living national tresure)の音楽家・島袋正雄かもしれない、と書かれてますが、風香は多分 SPEED の島袋寛子からのイメージで言ってるんですよね。
 
私はかなりの みうら好きですが(笑)、やはり男言葉が活かせないのは解ってはいても残念。 まあムリに話し方に違いを出しても読者に解ってもらえなきゃ意味ないわけで「英語への翻訳」という意味では順当な訳じゃないでしょうか。
しょっちゅう言ってるけどやはり日本に生まれて良かった!!と声を大にして言いたいですねー。 「よつばと!」を原語で楽しめる幸せを満喫しましょう。

*1:誤りなどはご指摘くださいー