DaHjaj gheD

「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると言われている

DaHjaj gheD 「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると云う

水曜(の分)感想。

・『タイドライン・ブルー
第1話: KIDSステーションで放送が始まりました。
 
 録れてませんでした _| ̄|○
 しかも原因不明で、なぜか世界陸上が録画されてたんですが(爆笑)。 チューナーで設定しての連動録画なのに、どうしたらこんな機能不全が・・・!? まさかデルフィック領域に突入しちゃったか!?
 
第4話: キールのこの手の作品の主人公らしくないだらけっぷりにちょっとイラつくも後半の字を教えたりとかの流れは好き。 でも攻撃したのが彼らだと解ってもっと衝突とかあるのかと思ったら、その辺の盛り上がりに欠けたのが残念です。 クルーの「良い人さ」がもうちょっと描けてればすんなり納得できるんですが。

金曜感想。

・『ケロロ軍曹
正直この話はアニメ化されるか不安でしたが、大体原作どおりの面白さが出せてて良かったです。 でも原作で爆笑した「プラスチックって火でとけるのよね」「そうだけど・・・どうするのそのチャッカマン」が「アイツのお気に入りのガンプラ持ってきて」とかなりフツーの言い回しになってたのが残念ー。(子供が真似しないように?) ただ原作ではただの事故だった暴走がノントルマの関与があったかのようになっているアレンジはナイス!
アニメ版ではケロボールってどうなったんでしたっけ・・・。
 
そういえばクルルと623の出会い編ってまだアニメ化されてませんが、そもそも623の設定が違っちゃってる(アニメでは夏美と同じ中学になってる)から難しいんでしょうかねー。 この話好きなんですけどね〜。
 
・『ドラえもん
こちらも原作どおり面白かったんですが、それだけに特にコメントもないですね。 逆にいうと無難すぎる作りだってことかもしれませんね。
「アンキパン」でのママの引きつった笑顔が怖くて良かった(笑)。

YOTSUBA&! 1

 

Yotsubato 1 (Yotsubato (Graphic Novels))

Yotsubato 1 (Yotsubato (Graphic Novels))

よつばと!」の英語版が出てました。 うっかり買いそびれてました(;´Д`)
 
表紙にまず "FROM THE CREATOR OF AZUMANGA DAIOH!" とあるのがナイス。 裏表紙の余白にあらすじあり。
また巻末に日本文化に関する説明アリ。 「YOTSUBA」は日本語で FOUR LEAF の意味で、よつばの髪型はこれに因む、とか。 なお、よつばの髪型は Four pigtails(笑)。  その他、「ゴミの日」「町内会」「塩をまく」「神社で祭り」「南無」について簡単な解説。
翻訳全般はなんというかかなり無難です。 この作品の独特のセリフ回しの雰囲気まで訳せるわけないのはもう判ってるので、「頑張ってるな」という印象ですね。
DEL RAY と違って「ちゃん」「さん」などはほとんどナシ、大体は呼び捨て系。(「風香お姉ちゃん」→ "FUKA")

  • 「私 となりに住んでおります」→ "I'M YOUR NEXT-DOOR NEIGHBOR!"(I LIVE IN 〜じゃないんですね)
  • 「あ 今でもしっかりしてないんだけど」→ "NO, SCRATCH THAT. I STILL DON'T HAVE IT TOGETHER."(TOGETHER は「落ち着いた、しっかりした」)
  • 「手はなしちゃダメよ!!」「て?」→ "DON'T LET GO!" "LET GO?"
  • あじさい公園」→ なぜか "OJISAI PARK" と間違い(笑)。
  • セミ」→ "I'M A CICADA!"(I'M とか入れなくても良いような・・・)
  • (P44)「とう」「いてぇ!?」→ "TAKE THAT" "GWAUGH!"(TAKE THAT は「これでも喰らえ」的言い回し)
  • 「ずー−っと遠くにあるんだよ?」→ "WAY, WAAY DOWN THERE."
  • 「きれいじゃない方か」→ "THE UNPRETTY ONE!"
  • 「るすばんしてろ」→ "WATCH THE HOUSE"(置き手紙や絵の「よつばちゃん」などは作画中の字を置き換えてます)
  • 「おちゃわんもつほう」→ "THAT'S THE OPPOSITE OF RIGHT!"=「右の反対」。 直訳はダメなの?
  • 「クーラー」→ "A/C"(air-conditioner の略)
  • 「ちょうどさむい」→ "IT'S JUST RIGHT! AND COLD!" 微妙に「変な言い方」というのは出てるかと。
  • 「ちきゅうおんかんばー!!」→ "IT'S GLO... GLOW BALL WARMING!"(「地球温暖化」は "GLOBAL WARMING")
  • 「でか!!」→ "YOU'RE HUGE!" 「失礼な感じ」は出てるかも。
  • 「この犯罪者ァ」→ "SHE'S TOO YOUNG FOR YOU!" とちょっと説明的に。
  • セミの鳴き声、「じーじー」も「みーんみーん」も→ "ZREE ZREE"、「にーにー」は "REE REE"(※向こうではセミの鳴き声に風流も感じないし、種類も少ないそうです。 日本アニメの中で夏になると必ず鳴る「音」がなんだか判らん、という外人の感想を読んだことあります)
  • 「合体!!」→ "TRANSFORM!"(爆笑。 NICE WORK!)
  • 「あぶらぜみ、クマゼミ」→単に "A BIG ONE"、"THE BIGGEST ONE" と置き換え。(アチラにいないから英語名自体がないんでしょうね)
  • 「翻訳家/こんにゃくや」→ "TRANSLATOR/TRAIN SPOTTER" =「列車マニア」ってそれ職業じゃねえ−!!(笑)(まあ翻訳家の方は変えられないし、苦心の作なんでしょうけどー)
  • 「もーーーーー!!」→ "C'MON!"(なんでやねん
  • 「よつばは 無敵だ」→ "NOTHING IN THIS WORLD CAN GET HER DOWN. NOTHING."=「この世界の何者も彼女をくじけさせることはできない」と妙に説明的。 ただそうしないと通じないのかもですね。

 
原作の簡潔な表現が、短いセリフほど余計な物を付け足して長いセリフにしてるように見えるんですが、これはまあ日本の「暗黙の了解」が通じないということでしょうね。 特によつばのセリフがかなりもったいない感じ。(むしろ、あの短い言葉で雰囲気やキャラクターの内面まで汲み取れる日本人の暗黙っぷりって凄いことだと思います)
ただ、様々あるマンガの中でもかなり日常会話が多い作品なので、実用的な言い回しを憶えるのにそれなりに役に立つんじゃないでしょうか。
2巻も買ったのでその内に。