たろー！！
▼今日の萌えるクリンゴン語フレーズ。
★地球の上空から大きな鳥が落ちてきたが、それは子供だった。
☆ tera' Dungvo' pumpu' bo'Degh tIn 'ach puq 'oH.
ウルトラマンタロウ、フライングライドロンの回『びっくり！怪獣が降ってきた』を見ましたが*1、この話はすげえ面白いですね。 バードン３部作の後だからか、ぜんぜん印象に残ってないんですけど（＾−＾；
子供のフライングライドロンが落ちる理由が、光太郎たちが見てる「地上の花火大会の花火を見て」「いたずらっ子が道ばたの花を摘むように」近づいたら花火によって翼が傷ついて落ちてしまったという設定がもう秀逸だし、子供を失った女性と千羽鶴の絡め方が絶妙でドラマとして非常に良く出来てます。 まあ、唐突に出てくるウルトラの母は要らないですけど。 登場前にタロウは子供フライングライドロンが母親を恋しがってるだけだってもう悟ってるのに、出てきて説教だけして帰る母親って・・・（笑）。
特撮の異様な凝りっぷりも、毎回毎回「新しい画作りをしよう」という意気込みが伝わってきます。 まあ、地球から噴き出してる火花の花火はどうかと思いますが（笑）。
キングゼミラ*2の回『東京ニュータウン沈没』でも、洗濯物まで再現された団地のミニチュアがメリメリと地面に沈んでいく映像や東屋を舗装された地面ごとバリッと持ち上げる（正式な作戦名が「引っぺがし作戦」）シーンは感嘆の声が漏れるほど良く出来てます。 っていうかキングゼミラの飛行形態かわいい！！ 欲しい！！
そして「東京タワーにとまって鳴く巨大なセミ」、「宇宙を羽ばたいて飛ぶセミ」というシュールな絵がもう見事すぎ！！
「大丈夫かい」と聞かれて虫かごのセミを確認して「大丈夫だ」と答える少年など、キャラの個性も活きすぎです。
