エジプトリヴィア。

▼『スフィンクス研究』（ディスカバリーチャンネル）
意外と知らないことがあって勉強になりました。　そうだよな、元々は塗装されてたんだよな、アレ。　砂漠は乾燥してるから塗装に向いてますよね。　でもサフとか吹いたら砂が貼り付きそうです。（←きみきみ、ちょっと待ちたまえ）
　
▼『クレオパトラの死』（ディスカバリーチャンネル）
クレオパトラの死を現代のプロファイラーが科学捜査の見地から解明しよう、というこないだツタンカーメンでやったのと同じパターンの着想ですが、こういうことを大マジメにやるっていう番組があるだけでアメリカンが羨ましくなります。
毒蛇にわざと噛まれての自殺はプルタルコス（プルターク）の創作だという説が。　確かにプルタルコスといえばジュリアス・シーザーの「賽は投げられた」（"The die is cast"）という言葉も彼の創作だとされてますし、怪しいですね。
宮殿の構造から護衛が遺書を届けて戻るのにかかる時間を出し、コブラの毒でその時間内に死ぬ筈ない・・・というなかなか説得力のある展開。　そもそも自殺者は遺書を人に渡さず近くに置いておくものだ、と言うごもっともな意見も。
で、まあ真相は殺人で犯人はオクタヴィアヌスというところに落ち着きます。　自殺は彼の捏造ってことで。
クリンゴンのことわざ「歴史は勝者によって記される」（qun qon charghwI'pu''e'.）を思い出しました。