DaHjaj gheD

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『ウルトラマンメビウス』第47話 「メフィラスの遊戯」

今日の燃えるクリンゴン語フレーズ。
 ★40年前の敵が再び現れたが、決着は付かなかった。(でも皇帝に殺された)

 ☆ narghqa' loSmaH ben narghpu'bogh jagh'e' 'ach vanlu'chu'be'.('ach HoHpu' ta')

 

メフィラス星人のセリフ、「ゲームのコマ」とかすげえ陳腐・・・! 劇場版のメンツはあれで良かったと思いますが、メフィラスのはもうちょっと手を加えて渋味を出して欲しかったです。 小林雄次さんというと「マックス」でのナツノメリュウや魔デウス(「胡蝶の夢」)や「狙われない街」が印象的ですが、「悪の四天王」みたいなベタなのはかえって苦手なんでしょうかね。
暗いディレクションルームとか斑模様の照明とか、実相寺作品を意識した演出も内容に合っててナイス。
いつもと違う世界に放り込まれる設定はよくありますが、ミライが堂々と名乗って、まっすぐに気持ちをぶつけていくのはキャラとしてのミライらしさ・作品としてのメビウスらしさが出ていて素直に小気味いい話でした。 テッペイを説得する時、とっさにグロテスセルの話を思い出すのはスゴイ! あれからも秘密を知るもの同士の語り草になってたんでしょうね(笑)
洗脳を破るところはありがちだけど、ここでミライのお守りとファイヤーシンボルを持ち出す辺りが上手いなあーと感心しました。 ファイヤーシンボルの復活→バーニングブレイブの流れは燃える!!


大進化形の空中戦! それまでほとんど動かなかったメフィラスがあの激しいアクションなので驚きました。 当時だってCGがあればこういうのやりたかったんだろうなーと思いますね。
メフィラスが負けを認めて去るくだりは、無声のシーンが続いてなかなかいい雰囲気が出てました。 メフィラスの顔に表情が見えてくるほど。
皇帝にやられちゃうところとかは陳腐すぎ。(-_-


メビナビの「メビウスはますます面白くなるね!」は声の調子が素っ頓狂なのでガクッときたけど、レオでキングが初登場した時の、というかマントを貰った時の瑳川哲朗さんの「レオはますます面白くなるね!」ネタですね。 そういえば当時は突然本編中にナレーションが入ったんですよねえ。 肝心のウルトラマンの行動をナレーションが説明してたり、今はあれを全部セリフでやろうとするから不自然に説明的なセリフが多くなっちゃうんでしょうねー。


次回からいよいよアレがアレする最終三部作「皇帝の降臨」、個人的に最高傑作の称号を冠している「ウルトラマンガイア」最終章(ラストの8話ぐらい)を超えるものになって欲しいと心底期待してます!!