「そこはまだお兄ちゃんにも触れられたコトないのに!!」
- 作者: 中村光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/23
- メディア: コミック
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あちこちでオススメされてるので読んでみました。 確かに面白いですねー。 ブッダとイエスという、ある種、実像以上に「聖人化」されている2人が現代日本でアパートをルームシェアして暮らす、という設定の中で生まれるギャップが素晴らしい。
イエスがペットボトルのミネラルウォーターを「うっかりぶどう酒に変えてしまう」など大爆笑。 これは続刊が楽しみです。
- 作者: 田丸浩史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/23
- メディア: コミック
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通して読んでみると、初期に比べてネタが薄くなってるような気はしますが、元々が濃すぎるぐらいだったので少しぐらい薄くなっても限りなく面白いレベルは維持していますね。 陰毛の話だけで1話描いてしまうパワーと守備範囲の広さは見習いたいですねー。
そうそう私、連載で読んだ時は「どんだけえー」ってネタ知りませんでした(笑)
- 作者: 野々原ちき
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2008/01/28
- メディア: コミック
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4姉妹を中心とした日常を描く4コマが、さわやかな余韻を残して完結。 敢えて大感動するような話にはせず、これからも同じような日々が続くのだろうと思わせる、ある意味かなり淡白な終わり方もこのマンガの雰囲気に合ってて良かったと思います。
何といっても、各キャラクターの個性が非常にバランス良く完成されているところが素晴らしい。 なにしろ登場キャラクターの全てが1巻で出揃っていて、2〜4巻までただの一人も新キャラが登場しないで、一定のレベルを保っているというのは本当に作者の力量あってこそ。
絵柄もちょー好みなので、他の作品にも大期待です!
GA 芸術科アートデザインクラス (2) (まんがタイムKRコミックス)
- 作者: きゆづきさとこ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2008/01/28
- メディア: コミック
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なんかもー良い所づくしで書き始めるとキリがないんですが、とにかく傑作であることは疑いようがないでしょう。 現代日本のマンガ界を代表する1作に挙げたいと思います。 「色」をテーマに描かれたカラーページが、全て綺麗なカラーのまま収録されてるのも嬉しい限り。
絵の上手さ、ネタの切り口の新鮮さ、魅力的な舞台設定とそれにベストマッチしている活き活きとした存在感あるキャラクターたち、「面白いマンガ」に必要なものを全て高水準で揃えている、卑怯なまでに面白いマンガです。
- 作者: 谷川史子
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2008/01/28
- メディア: コミック
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待ちに待った谷川史子さんの新刊。
今回もお得意のオムニバス形式で、様々な「夫婦」の姿を描いています。 優しい気持ちになれる話、切ない話、明るい気持ちを持てる話、と話ごとの空気感の違いも見事です。 キャラクターが変わればドラマも変わる、と言う当たり前のことをしっかり描写しきっている辺り、熟練の技が活きています。 空気感が違うのに雰囲気は首尾一貫してるのも素晴らしい。
なんかもー年のせいでえらい涙もろくなってるので4話目とか素で涙ぐみましたよ…。 そして「早春のシグナル」はもう超グッときたよ!(←この人の語彙…感想書くのに向いてない…!) いやでも谷川さんの作風って言葉で説明するの難しいですよね?(←誰に同意を求めてる?)
- 作者: タカハシマコ
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2006/07/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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百合姫の広告と載ってたマンガが良かったので買ってみました。 …百合じゃないのかよ!(笑)
でも激烈に可愛い少女マンガ風の絵柄で、ちょっぴり毒もあるちょいエロなお話の数々は素晴らしい。 どれも不思議な余韻を残す不条理感も味わい深いです。
言葉とかネタとかでなく、「雰囲気を楽しむ」傾向が強いのは評価が分かれるところかも。