DaHjaj gheD

「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると言われている

DaHjaj gheD 「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると云う

「せっかくだから、俺はこの赤いサングラスを選ぶぜ!」

ゲキレンジャーパワーレンジャー、"Power Rangers: Jungle Fury" (パワーレンジャーズ・ジャングルフューリー)観ました。
どこでどうやって?皆さんのご想像におまかせします(笑) オモチャもたくさん買ってるしDVDも買うのでご容赦いただきたい。


▼第1・2話 "Welcome to the Jungle , Part I & Part II"
Casey(レッド)は普通にイケメンの白人ですね。 ブルーの Theo はアジア人なのは良いんですが背が低くて、変身後の日本版からの流用シーンでは明らかに背が伸びてて違和感満載に(笑) もちろん、私は身長で人を差別するつもりはありませんよ。 元となる映像があるのに、それと合わなすぎるのが微妙だと。 新撮パートの、向こうのスーツアクターさんも背が高いし…(まあスーツに合わせてるから当然ですが) あと、イエローの Lily 役の娘は可愛いですね。
敵のボスは Dai Shi [ダイ・シー] で、前にも書きましたが、由来はおそらく中国語で 「歹獅」、英語にすると Evil Lion の意味です。
リンシーはそのまま rinshi(笑) リンリンシーは、リンシーに頭のモチーフを表すエンブレムを付けるとその能力を持った怪人になる、という設定のようです。
ケイシーはジャンと違って、ブルー・イエローと同様最初から正義の組織 The Order of the ClawMaster Mao の弟子なんですね。 一方、Jarrod (理央)も弟子で、開放されたダイ・シーに乗り移られてボスになる、という展開。 10年も修行したのに、ダイ・シーを封印していた箱の守護者に、自分を差し置いてケイシーを選んだことでマスター・マオを恨み、封印の間で襲ったら箱が開いちゃって乗り移られちゃった、という良く言えば解り易い、悪く言えば単純な話になってます。
The Order of the Claw の総本山となる道場(地下にダイ・シーが封印されている)の名前は Pai Zhua Academy。(※公式サイトや Wikipedia で "Pai Zhuq" となってるのは誤記。 本編で、明らかに「パイ・シューア」と発音しています)
こちらの由来ですが、Zhua は中国語の「抓」=「引っ掻く」、つまり英語の Scratch(「スクラッチ」!)で間違いないでしょう。 Pai は「派」=「流派」でしょうね。 と言う事は Pai Zhua =「派抓」で「スクラッチ流」です。 ホントは「抓派」なので語順が逆ですが、おそらく、英語で The School of the Scratch とか造語して、単語を訳してそのままの語順で並べたんでしょうね。
(※あくまで茶月の推測です。鵜呑みにはしないでください)
ピザパーラーのRJ(後にバイオレットになるらしい)がカッコイイ! ちょっとおちゃらけているようで隠された実力は相当なもの、というエレハンやケンっぽいキャラになってます。
Camille(メレ)はラブウォリアーじゃなさそうです(笑)
変身にはゲキチェンジャーではなく、サングラス型の Solor Morpher を使いますが、これが通信機にもなっててカッコイイ!
この世界にはパワーレンジャーが有名なヒーローとしてすでに存在してる設定。 冷静なテオが、RJから「君たちがパワーレンジャーになるんだ 」と言われて はしゃぐところがカワイイ(笑)
変身ポーズに太極拳の金剛搗碓(技の名前)がある辺り、随分「解ってる」人が殺陣つけてるんだなーと感心します。
「咆咆弾」、「瞬瞬弾」、「転転弾」は "Call to beast inside! Bring out the Tiger!(/Cheetah/Jaguar)" となってます。
(※あくまで茶月の聴き取りです。鵜呑みにはしないでください)
(ちなみに中国語では、動詞を「咆咆」のように重ねると「ちょっと〜する」の意味になるので、「咆咆」は「ちょっと咆える」、「転転」だと「ちょっと向きを変える」という意味になっちゃいます。 だからゲキレンでのこういう使い方は全面的に間違ってることに…)
メレの無限烈波がそのまま使われてますけど、向こうの子供たちは点穴とか知ってるんでしょうか?(笑)
「獣拳合体!」は "Unites!" に。
 
話はちょっと駆け足ですが、密度は濃いしアクションもハイテンション。 素顔での戦いも力が入ってて見応え十分。 変身後も、日本のオリジナルバージョンにさらに手数を加えて、よりカンフー度が上がってます! 画像の流用を前提にしながらも、どうすればより面白く出来るかがしっかり考えられてて見事です。 オリジナルには負けないぜ!という意気込みが伝わってきて素晴らしい!
続きが楽しみすぎる!
(と言いつつ4話まで観ちゃいましたが☆)