「クゥーン」
3月6日、押切蓮介フェアで単行本4冊同時発売!
- 作者: 押切蓮介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/03/06
- メディア: コミック
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まさかの、留渦が家出しての一人旅編! さまざまな村を登場させる番外編的「肋バスの旅」はそれまでの舞台に縛られてたら出来ない話で、飽きさせないための工夫か、思い切った方向に舵を切るなあと感心します。
しかし耳雄って、留渦しか目に入らないのかと思ったらエロ本とか持ってるんですね…(笑)
- 作者: 押切蓮介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/03/06
- メディア: コミック
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表4にも書いてあるけど「1巻のギャグテイストから一転」しての大シリアス、戦慄の猟奇ホラーに! 話の発端からすればシリアスな話に展開することは当然読めるわけですが、一気に予想外な方向に話のスケールを広げてきて驚きました。 またそのスケールの大きさが、大きすぎて現実離れするわけでもないところが絶妙のバランス感。 そしてこの敵には高校生3人でどうにかならないんじゃないか、と読者の不安と恐怖心を煽ってくる辺り、さすがに作者はホラーだの恐怖だのを極めたお方だと感嘆する次第です。 話がガンガン進んでいくのも爽快で良いですねー。
「耳を切り取る」ってのは「でろでろ」の「耳雄」と共通の元ネタを思い出させますね。 タイトルと作家名が思い出せませんが。(←何も思い出せてないのでは)
- 作者: 押切蓮介
- 出版社/メーカー: ぶんか社
- 発売日: 2008/03/17
- メディア: コミック
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今のところ霊は出てきませんが、全編が重く息苦しい空気に包まれたドシリアス本格ホラー。 押切さんはこういうの描けば絶対すげえものを仕上げるに違いないと思ってましたが、その凄まじさは想像以上です。
っていうか、1巻ここで終わりなの!? 続きが気になりすぎるー!!
- 作者: 押切蓮介
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2008/03/12
- メディア: コミック
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一転してこちらはピンク色のあまりにもテキトーなデザインの謎の生物「プピポー」を飼い始める少女のお話で、ギャグもあるもののどちらかというとほのぼのテイストの一見ファミリー向けっぽいマンガになってます、が、1巻の間に信じられない怒涛の展開を見せる辺りは期待を裏切りません。 この出だしで死後の世界に行っちゃうなんて誰に予想できますか!! こちらもこの後どう話が進んでいくのかまったくわからないので非常に楽しみです。
暗くて重いホラーからほのぼのギャグまで見事に描き分ける押切蓮介さんは本当に天才だと思います。
こういう時、心の底から日本に生まれて良かった、日本がマンガ大国で良かったと思いますねー。
- 作者: 小石川ふに
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/02/20
- メディア: コミック
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読む前は「なにが『ゆるユルにゃー』なんだろ?」と思うが読み終わると「この漫画のタイトルは『ゆるユルにゃー』以外ありえないな」と納得できるマンガの登場ですよ。
猫耳キャラたちが入り乱れる、独特のユルーい世界を舞台としたほのぼの4コマ。
ありがちな「○○キャラ」みたいな派手で判り易いキャラ付けをしてなくて、読んでいく内に少しづつそれぞれのキャラの人となりが見えてくるところが好きですね。 読めば読むほど存在感が増して、親近感が湧いてきます。 絵がムチャクチャに可愛いのがさらに後押しします。 ルルちゃんの可愛さってば、もう…!!
ヨークちゃんがみんなから愛されるのもよく判りますねー。 見てると世話を焼きたくなってくる、「絵」の持つすごい説得力には圧倒されますよ。
作った服がコンビニ袋型な辺りにセンス爆発で もー素晴らしい!