DaHjaj gheD

「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると言われている

DaHjaj gheD 「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると云う

ウロウロ!PRJF感想

今日の萌えるクリンゴン語フレーズ。
 ★ "The only way save your friends is to rescue the other masters."

 ☆ { juppu'lIj toDmeH He neH, latlh pIn'a'pu' toD 'oH. }

 

 ★While Dai Shi fights the falling rubble, the Masters escaped.

 ☆ pumbogh DI SuvtaHvIS Day SI', narghta' pIn'a'pu'.

 

Power Rangers Jungle Fury(パワーレンジャー・ジャングルフューリー) 第25話 "One Last Second Chance"(=「最後にもう一度、第2のチャンスを」)
獣拳戦隊ゲキレンジャー「修行その39 ウロウロ!帰らない子供たち」が一応対応する、ベースとなるエピソードですが、今回は前回の話の続きなので、一応Unidoomユニコーン拳ハク)が登場するもののほとんど完全新作となっています。 この調子だと、これから先の話は大分オリジナルと違ったものになりそうですね。
ななんとなんと、前々回に登場した3人のスピリットレンジャーがOPに! ラストでは8人揃って決めポーズ! それにしても密度が濃すぎてワケ判んないOPになってます(笑)
前回、3人のマスターと3人のスピリットレンジャー(バットレンジャー・シャークレンジャー・エレファントレンジャー)を繋ぐエネルギーを遮るために使った、RJ(ゴウ)特製のジャミング装置を、Claw Cannon(ゲキバズーカ)に組み込んで使う、というPRJF独自のアイデアが秀逸。 原作後半での、ゲキバズーカの存在感が薄くなっていたという短所を上手く救済してますね。
またそれを使ってシャークレンジャーを撃つとシャークレンジャーが消え、Camille(メレ)によってMaster FinnRJの父、原作のシャッキーにあたる)が死んだと告げられるが、実はクリスタル・アイに封じ込められていた!という超展開。 Scorch(ロン)たちが封じられていたように、Master Finnも誰かに開放されないと二度と出てこれないんですね。 そしてDai Shiの命令でそのクリスタル・アイは海に捨てられるが、それをキャッチして救ったのがFlit(バエ)! バエが、以前に友人になったRJの父を助けてRJの元へと持っていくという地味だが重要な役回りを! 自分の作った武器で父親が死んだと思っていたRJを元気付けるFlit! 燃える! まさかここでバエがこんな大役を与えられるとは、誰が想像できたでしょうか。 ここ数回のアレンジには感心することが多いです。 ただMaster Finnをクリスタルから救い出すシーンは手段も映像的にもテキトーな感じでちょっと感動に水を差してます(笑)
Camilleはメレと違って、怒臨気(に当たるZocato Power)を身に付けてませんが、PRJFでは「幻気」に当たるRin Zin Powerを欲していて、ここからフェニックス拳に繋がっていくんでしょうかね。
本編中でも8人レンジャーによる名乗り(Roll Call)&決めポーズが!! いやもう理屈抜きで最高に興奮します! そして8人レンジャーズvs UnidoomCamille・リンシーズ軍団の白熱の大規模バトル! 湯水の如く使われる予算!

なんと、Unidoomにトドメを差すのが3人のスピリットレンジャーで、彼ら独自の必殺技エフェクトがっ!! その存在自体がPRJFオリジナルだから当然と言えば当然ですが、激烈にカッコイイ! やりたい放題! それに3人スタートで追加戦士が5人と言うのも日本では考えられない構成で、日本の戦隊も毎年 定型化しないように工夫されてるものの、それでもある程度型にハマッてるんだなー ってことを思い知らされます。(商業的な制約もあるので、それが悪いとは言えませんが)
さり気なくスーパーゲキレンジャーJungle Master Mode)の状態でゲキヌンチャク(Junglechucks)・ゲキトンファーロングバトン(Jungle Bo)・ゲキトンファーJungle Tonfa)を使ってるところも注意したいところですね。 ゲキレンに限らず、戦隊の初期武装は番組後期であまり使われなくなる傾向が強いので、こういう風に大事な場面で使ってくれると武器が大切にされてるように思えて好感が持てます。
 
レンジャーズは3人のマスターを助けるために奔走、Dai Shi(理央)側はPhantom Beasts(幻獣拳士)たちがDai Shiの信用を得ようと頑張る、という、ストーリー的には簡単な内容ですが、見所は3人のスピリットレンジャーを加えた8人レンジャーの揃い踏みなので、これはこれで良しとすべきでしょう。
それはともかく、Unidoomが"Rin Zin Power!"って叫ぶのが「隣人パワー!」って言ってるみたいで笑えます(笑) そういやRin Zinって私は間違った中国語かと思ってましたが、日本語由来の造語かもしれないですね。 考えてみれば最初から使われてる"Dai Shi"や"Pai Zhua"はちゃんとした中国語なのに、後から間違った中国語になるってことはないですよね。

 

次回の放送は9月末です。 つーこた、感想は10月になると言わざるを得ないでしょう。