DaHjaj gheD

「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると言われている

DaHjaj gheD 「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると云う

『モクスペ 緊急検証!世紀の大予言スペシャル〜人類滅亡7の警告〜』

ってのをやってまして、大槻教授が出てるものの久々にかなり胡散臭さ爆発なツクリで笑える内容になってました。
タレントはこう言う番組では信じてるフリしたり怖がったりするのが仕事とはいえ、無責任すぎませんかね(笑) 伊集院なんか絶対信じてないのに信じてるっぽく振舞っててまあプロ意識は感じますけどねー。
ニュートンの予言」!(笑) いや、さすがに最近はオカルト業界もネタ切れで、面白いネタがほとんど出てこなくなってるんですよね…。
それにしても、ニュートンの時代の人がハレー彗星に神秘的な雰囲気を感じていたりしても不思議はないでしょー(笑) その時代のニュートンが「将来地球に落ちたらヤバイ」と「心配」したのを「将来落ちる」という「予言」にすりかえる論法はオカルトによくある手口ですね。 しかもそれが当たる保証なんてどこにも無いよ!
江戸時代に書かれた本が「国立国会図書館にある」という説明で説得力を増そうというレトリックが頼もしいですねー。 そこには大量のエロ本もあるよ!

 

ところでこういうオカルト話を信じてる人は、よく「世の中には、科学で解明できない事もある」とか言います。 確かに現代科学で判らない事はありますが、判ってることもたくさんあります。 そして予言や預言がありえないことは現代科学で判ってる範囲のことで「絶対にありえない」と断言できるんですよ。
そもそも「科学で解明できない事がある」と「だから予言(UFOとか幽霊とかも)は本当にあるんだ!」の間には大きな壁があるんですが、一度本当だと信じちゃうとこういうあからさまな矛盾に気が付かなくなっちゃうんですね。
ジュセリーノの予知夢とか、なんでありえないかって言えば、予言・予知が成立するためにはまず「未来の情報が時間をさかのぼって過去に伝わる」必要があるんですが、それがまず物理的にありえない。 これは現代科学でも断言できます。 さらに、もし遠い将来、時間をさかのぼれる粒子か何かが発見されて、未来人がそれを使って信号を過去に送ったとしても、「人間の脳に受信機能がない」ですよね。 脳はまだその働きについて判ってないこともあるとはいえ、構造そのものは完璧に判ってます。 音波を受信するために耳が、光を受信するために目があるように、電波や粒子などの信号を受信するためにはそのための器官がハッキリとした形で存在していなければ受信できませんが、そんなものが無いのは100%確かです。(ヒトがサルから分かれた400万年前には電波なんて存在しないんだから、それを受信する機能がないのは当然ですよね)
「未来のことを知る方法が存在しない」ので、人間が予言を行うことは絶対にありえないんです。 ←ってこんなの当たり前のことなのに、騙されちゃう人が多いことの方がよっぽど不思議な神秘現象だと思います。