DaHjaj gheD

「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると言われている

DaHjaj gheD 「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると云う

まさか今更!?シンケン感想。

今日の萌えるクリンゴン語フレーズ。
 ★「ある。 適材適所だ」

 ☆ { HIja'. Daq lughDaq ghotpu' lugh vIlan. }

 

 ★「わしのバカー!」

 ☆ { jIDoooogh! }

 

 ★「殿! わたくし不勉強で…六人目がゐるとは全く知らず!」 「俺だって知るか!」

 ☆ { joHwI', jIghojbe'mo', SuvwI' javDIch'e' vISovbe'chu' ! } { jISovbe' je ! }

 

 ★まったく豫想外なことに、六人目の戰士が現れた。

 ☆ nargh SuvwI' javDIch vIpIHlaHbe'chu'.

 

 

 

正直、今更二週間前の感想書いてもせうがなくないか? と強く思ふのも事實ではありまくりますが、まあでも間が抜けちやうのも間抜けだし、あとで自分が讀み返すのも面白かつたりするんでそのために書いて載せておきますね。

 

 

 

▼『侍戦隊シンケンジャー』 第十六幕 「黒子力 (くろこのちから)」

  • 「黒子」つて「ほくろ」とも讀みますね。(←だからどうした) また本來の歌舞伎の黒子は「くろご」とも讀みます。
  • 壺を割つて「わりいわりい」… 千明、前囘見せた成長がどつか行つちやつた(笑)
  • 「芋羊羹」はやはり「カーレンジャー」ネタと見るべきでせうか…(浦沢さん→大和屋さんていふ流れがあるんですね) きつとその内「恐竜や」も出てくるでせう(笑) 本筋とは思ひきり無關係ですが、「羊羹」は本來、中國での「羊の肉や内臓を煮た煮込み料理」の事で、これが日本に入つて、肉食を禁じられた坊主たちが食べるのに肝臓に似た色の小豆で代用して作ったのが今の日本の羊羹の原型なんださうですよ。(←トリビアで讀む價値のない日誌に附加價値を加える試み)
  • 「内向的な怪人」て珍しいな!(爆笑) これも時代性といふヤツでせうか(笑) コレは見たまんま、ネットで匿名といふ安全性に守られながら人の悪口書いてるやうな人のことを諷喩してゐると考へていゝのでせう。 つかシンケンジャーつてかういふ敵が多いやうな…
  • そして毎度のことながら、「さざえおに」をモチーフ(出発點)にしてこのデザインにたどり着く篠原さんは天晴であります。
  • 黒子の、言はば縁の下の力持ちの存在の大切さ、裏方や目立たない仕事の大切さを取り上げるのは、昨今時々話題に出てくる幼稚園のお芝居の「白雪姫十人體制」に對する批判のやうにも深讀み出來ますね。 いや、ホントにさう言ふつもりなのかもしれませんが。
  • また敵の倒し方といふか攻略法もが、各々の属性を活かした文字通りに「適材適所」を體現していて見事としか言ひやうのない出來映えでした。 ドウコクが(ひとりでは)「切れない」と言ふ頑強な甲羅を持つマリゴモリに、丈瑠たちがそれぞれの属性を合はせると言ふ形で協力して倒す、と言ふ邊りも、戰隊の「力を合はせて強大な敵を倒す」基本設定に忠實ながら 先のドウコクとの對比も映えてゐて素晴らしき哉! これはもう大和屋さん、名誉挽囘てことで。
  • サア、次囘はいよいよアレが登場する囘か… 見せ方を間違ふと一氣にテンション下がつてしまふのでどう言ふ見せ方で來るのか、期待してます。

(と言ひつゝ↓すぐ次囘の感想だつたり)

 

▼『侍戦隊シンケンジャー』 第十七幕 「寿司侍(すしさむらい)」

  • 「寿司」と言ふ表記は江戸期に附けられた當(当)て字で、「すし」は本來は「鮓」と書き、語源的には「すっぱい」の意味の「酸し」に由來し、發酵(発酵)させて作る押し寿司や熟れ寿司のことを指します。 江戸中期から江戸の町で新鮮な魚を食べられるようになり、より縁起の良い「寿」の字を當てたものが「寿司」と言ふわけですね。(←試み第二弾) トリビアとしては基本的なネタ(←寿司だけに)ですが。
  • 屋台の寿司屋とは、江戸時代すぎるだろ!と思ふたら名前が「ゴールド寿司」…!(笑) 意表突きすぎ! ちなみに江戸時代の屋台と言ふのは車輪が附いてゐるのではなく「持ち運ぶ」ものだつたりします。
  • やたらにいつも見られてる気配がすると言ふのは、マジに考へると超怖いですよね。 ストーカーに狙はれてる人とか、本當にこんな感じなんだらうな…と思ふとぞつとします。 そして、風呂で潜るシーンがよもや伏線になつていやうとは、お釈迦樣の私でも氣がつきませんでした。(←お釈迦樣だつたの!?)
  • 「三途の川の増水」、風呂、聖なる泉、そして人間界とあの世の「水」の違いと、見事に「水」というキーワードを絡めて話が形を成してゐて、感服の出來でした。
  • 「俺の寿司食ったら…」って待て待て、お前今地面に手えついただろ!? どう見てもその手でそのまま握つただろソレ!? …ひよつとして江戸時代からタイムスリップ(orトリップ)して來た人で、バイキンとか知らないのかも、いやそんなことはないですね「ゴールド寿司」←証拠その一
  • 「イサギツネ」てこのデザインでキツネとはまた仰天。 ヤツデの葉を被つた烏天狗にしか見えないんですが、て言ふかこれもう「天狗のアヤカシ」でいゝんぢや?(笑) しかし覗き術しかないのかと思ふたら技を返したり結構強いのに吃驚。 まあさうぢやないとゴールド登場には役者不足になつてしまひますが。
  • そしてシタリとイサギツネのシーンで、ドウコクが登場してゐないのが氣になりますね。 ドウコクの爲に自ら進んで封印の文字を調べてゐるのか、それともまさかの下克上フラグなのか…(笑)
  • 「寿司チェンジャー」!(爆笑) 「一貫献上!」!(笑) 「サカナマル」! トドメにトドメの必殺技は「百枚下ろし」! 恐るべき笑ひの波状攻撃(笑)
  • それにしても、携帶電話を握り寿司のシャリにする、と言ふ發想はもはや常軌を逸してゐるとしか。 いやもふ、本氣で天才的な異常者だと思ひます(笑)
  • イカスミの使ひ方はこれだけ見るとお約束氣味ですが、しつかり今囘の敵の能力と初登場の折神の能力を合はせて活躍させてゐる邊り、さすがに堅實(実)な作りですね。 まあ厳密にはイカスミとタコスミは目的と性質が違つてゐて…といふことは別にどうでもいゝですね(笑) そもそも空中で使ふものぢやないしな…
  • 源太はなかなか愛嬌のあるキャラで、「強い」のは當たり前ですがそれ以外の部分は今囘の一話だけで現役五人との違いがハッキリ描き出されてゝ、キャラの描き分けについてはもう満點(点)ですね。 かう言ふタイプが一人は居た方が、親しみやすいし話も明るく作ることが出來て良いのではないかと。 勿論、おそらく彼にも眞劍な深い過去があるんでせうが。 でなければ、あれだけの居合い術も身に附けられないでせうしね。
  • そしてそれはそれとして腑破十臓が新戰士でなかつたことに驚きました。 …いや、まだ七人目の可能性が(略)!
  • 矢文(今初めて知つたけどIMEて「やぶみ」が變換できないんですね…)とスキマセンサーの反応は無關係、て言ふかただの偶然だつたんですね。 此処は少々引つ掛かりますが、マア矢文がなければ茉子たちが動かなかつただらうし、結果オーライではあるんですが。
  • 豫告を觀ると、(設定上當然ながら)代々モジカラを受け継いできた五人と違つて正式な侍ではなかつたんですね。 次囘、どう筋を通して正式な「六人目」になるのか、期待が膨らみます!