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シンケンオールライダー感想(ネタバレ)

觀てきました。
個人の感想なんて元々どうしても嗜好の偏りが見えたりある程度のバイアスがかかってることは仕方がない、といふ、言ふまでもない前提を踏まえた上でお讀み下され。 あるいは讀まないで下され(笑)

 

侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦」

エットネー、短い。 超短い。 それに尽き申す。
事前に上映時間が二十分しかないと知ってをりましたが、判ってゐても「えっもう終はり!?」と感じてしまう短さ。 戰闘シーンの殺陣は文句なしにカッコよく、その面での面目は躍如してゐるのですがねー。 ラスボスも目を疑うほど呆氣なくて盛り上がらないことこの上なし(笑)
餘分な部分がなくてアクションを堪能できる、と言へばさう言へなくもないですが、せっかく「シンケンジャー」本編が大人氣で中身も濃いし其々のキャラクターも個性的で魅力的なのに、それをほとんど活かせてないのでは何のための映畫版かと思ってしまひます。 …いや勿論、同時上映の「オールライダー」といふ一大イベントに時間を食はれてゐるのは判るんですが…
なほ、(パンフ讀んで知ったのですが)この映畫には本編レギュラーである三代目格さんの伊吹吾郎さんは當然ですが、二代目格さんの大和田伸也さん、五代目格さんの合田雅吏さん(「オーレンジャー」オーブルー役)と三人の格さんが揃い踏みしてゐます。 が、それも特に内容に活かされてるワケではありません (´・ω・`)
脚本は本編と同じ小林さんでしたが、さすがにこの尺では如何ともし難かったやうです。 あヽ、あと十分でいゝから尺があればナア…(笑)

 

「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」

で、こっちが微妙ーな出來で… 率直な感想は「『シンケンジャー』の時間を食っておいてこの出來かよ…」といふものでした。
なんか時時入るギャグがいちいちサムくてスベリまくりだったのが一番印象に殘ってたり。 あ、ライダーマンの顔が變身前と變身後でまったくの別人になってる、と言ふギャグは面白かったです(笑) 後ろの席の男性は、上映後に「(變身後の顔を見て)Gacktライダーマンだと思ってたけど勘違いだった」とか言ってヽ笑へました。 「結城丈二」って呼ばれてるのに(笑)
シリアスな本筋も筋が通ってないんですよね。 特に士の言動とか、序盤でディケイドに倒されたライダーたちが何の説明もなくディケイドを助けに來たりとか、とくしんがゆかぬわ。
最後の大亂戰(乱戦)も視覺的に迫力がなくて樂しめず、ただただ殘念でした。 まあ「J」の登場と巨大ディケイドへの變身は面白かったですが(笑)
と言ふか、「オールライダー」などと言ふ大仰な企畫は單獨(単独)で映畫化して上映すべきだと思ふのですが。 あと、そもそも初代ライダーから登場したら「10年」といふ名前の意味が…(笑)
正直言って、こっちは完全に企畫負けだったと思ひます。 「オールライダー総登場」と言ふ素材は言ふまでもなく悪くなどないのに、ホントに勿体無い… 個人的には大ハズレでしたが、ライダーファンの感想も讀んでみたいですね。

 

非常にアッサリした感想(つか雑感ですね)ですが、特にもう書く事がないです(笑)
 
 
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村長日誌補足:
シンケンの上映時間が短い理由にはどうやら、「3Dで長時間だと目が疲れるから」と言ふこともあるやうですね。 それで納得がゆくわけではないものヽ、オールライダーばかりを恨むわけにも行きませんかね。
さういや、東映チャンネルの番組と番組の合間に流れるミニコーナー MSM(Music Short Movie)でガクトの歌う映畫のEDテーマのPVが流れてますね。 別に變身もしないし、「結城丈二が酒場でチンピラとケンカする映像」といふ意味不明な作品に仕上がってゐて笑へます(笑)