DaHjaj gheD

「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると言われている

DaHjaj gheD 「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると云う

(ネタバレ)

・劇場版『魔法戦隊マジレンジャーTHE MOVIE インフェルシアの花嫁
お話はごく基本的というか他愛ないストレートなものでした。 時間が短いので全体にかなり急いでる印象で、心理描写も深めようがないというか、肝心なところで説得力に欠ける結果になってました。
しかし絵的にはかなりナイス! 多量の火薬爆発は爽快だし、マジレッドとグルームの剣同士の対決シーンの殺陣はカッコ良くて見事な出来映え。 去年のデカレンジャーでの、ジュウクンドーvsジャアクンドーの二丁拳銃対決を彷彿とさせて気分良かったです。
セイントカイザー&マジドラゴン&トラベリオンvsソード・オブ・グルームは合成も綺麗で劇場作品のラストバトルに相応しい大迫力で大満足。
曽我町子の天空大聖者はプリキュアの女王を思い出させますが、キャラに合ってるというか生き生きしてて良かったです。
山崎さんがレッドの正体に気付く辺りは大胆というか、映画版でこんな風に話を進めちゃうのには驚きました。
76点。


・劇場版『仮面ライダーヒビキと7人の戦鬼
フゥー・・・(−−;
良くも悪くも井上脚本でした。 お家芸の「瞬間移動」と「偶然バッタリ」は健在にもほどがあるほどです。
ええ〜〜と、私としては時代劇なら時代劇でもっと時代考証を大マジメにやるとか、逆にコメディに徹するとか、エンターテインメントとしてしっかり作り上げて欲しかったです。 戦国時代が舞台だって言ってるのにザル蕎麦を食べるシーンがあったり威吹鬼は銃を撃つわ他の鬼の武器はシンバルやフルートだわ、ツッコミどころ多すぎ。
変身を解いた時に元の服を着てたり(裸になってない)、変身すると武器がどこからともなく湧いてきたり、ディスクアニマルが巨大化したり、TVで築き上げられた設定をことごとく無視してるのも抵抗が否めません。
個人的に時代劇なら殺陣をしっかりやって欲しかったんですが、ハッキリ言ってマジレンのレッドvsグルームの方が工夫もあってカッコ良かったですね(笑)。
7人ってのも完全に数合わせで、この内の3人ぐらいは要りませんよ。(まあこれは予想通りでしたけど) もっとキャラを絞って描いた方が良かったと思うんですけどね〜。 悪いところばかり目に付くのですが、観てる間はまあ退屈せずに観れたし良いところもありましたけど。
ラストで猛士の刀がアームドセイバーに何の説明もなく変化するのだけはどうしても許せません・・・。
まあ、「猛士」という組織の発祥や名前の由来が判る、という話の骨子は好きですよ。
60点。