『小さき勇者たち〜ガメラ〜』（ネタバレ）

観て来ました〜ｖ
えっとコレ、多少なりとも興味ある方はネット上の不評を少なからず目にしていると思うんですが・・・
とりあえず、迷ってる人は観に行け！　と言っておきます。
素直に言って、面白かったです。　期待しないで行ったせいも多少はあるでしょうが、それを差し引いても非常に完成度の高い作品ですよ。　やっぱネット上の評判って当てにならないですね・・・。（←ってこれもそうか）
日常的人間ドラマを描いている脚本家さんだけに、人物描写は丁寧で、特撮にありがちな言動の不自然さがなくすんなり感情移入できます。　まあ逆に言えば少々描き方がストレートすぎるかもしれませんがね。
そして主人公始め子役の演技力の確かさが素晴らしい！！　またスゲー子見つけてきたな！！　終盤のビルを登るくだりなんかは普通に感動しましたよ。
そして特撮はさすがというか目を見張るほどのド迫力！　ミニチュアの正気を疑うほどの作り込みもさることながら、本編パートでの破壊された街のセットの大量のガレキの質感やリアリティはスゲー！と劇場で叫びそうになるほどでした。　ただ特撮パートは、時間にすると平成ガメラ３部作や他の特撮映画に比べてやや短いので怪獣バトルだけを楽しみにして観に行くとちょっと物足りないかもですね。
そしてトトの可愛さ（笑）
あと包丁（笑）　こういうネタをやりすぎないのも良く抑えてると思います。

マイナス点もあるんですが、前半でヒロインとトトの関わるシーンをもう少し入れておけばよかったのにとか「欲を言えば・・・」という程度でまあこのままでも充分面白いのでＯＫでしょう。　ただ、唐突にどうでもいい役で吾郎ちゃん（弓削智久）が出てくるんですが意味がない上にシリアスなシーンでつい笑っちゃうのであれはなくても良かったかも。（笑）

ところで阿佐ヶ谷村では映画を観た後テレコを回して感想を言い合う慣わしになっているのですが、今日は子役の演技力（の高さ）→太陽くんの演技力（の低さ）にナチュラルに話題が移行してしまい半分以上ムダ話に終始していました（笑）
ちなみにいつもは辛口の奇代くんも９０点という高評価をするなど正直オススメできる映画です。

それはそうと、新宿のさくらやホビー館の向かいのピカデリーって閉館しちゃったんですね・・・(´・ω・`)

（ついで）
あと「ダヴィンチ・コード」って、どうやら「イエスとマグダラのマリアの間に子供がいた」とか言う５００年前に使い古されたネタらしいですね（´＿`）・・・・・・