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『ウルトラマンメビウス』第32話「怪獣使いの遺産」

帰ってきたウルトラマン』中だけでなく、全てのウルトラシリーズ中でも屈指の傑作として名高い「怪獣使いと少年」の正統な続編を作ってしまうという、(仮に内容がダメダメだったとしても)そのチャレンジ精神だけでも高く評価したいところです。 初期ウルトラの頃の、毎回毎回新しいものを作り出そうとするチャレンジ精神には今観ても心を動かされるものがありますしね。


朱川湊人さんという名前は、特撮の脚本家として見た覚えが無いので一応調べてみましたが、特撮どころか脚本の経歴すらみつかりませんでした。 それでいきなりこの話とは・・・そのボウケンスピリッツは買いますが、メビウスというひとつの作品中で、ここで部外者の投入が良いとは言いにくいですね。


怪獣使いと少年」の脚本・上原正三さんが沖縄生まれで、本土人から差別を受けていたこととあのストーリーは無関係ではないでしょうから、狭義での古い意味の日本人(アイヌ・沖縄人をのぞく)が書いた物語が被差別者にも受け入れられるのか、興味深いところではあります。
(以上は視聴前に書いておいた文です)
 
 
過去の映像を使わずにわざわざ再現するとは・・・! 小屋の再現度はなかなかのものですね。 新たにメイツと少年の交流するシーンを入れる辺りは素晴らしい!
ミライという宇宙人と友人でいるリュウにメイツ星人を撃たせたりするのはちょっと強引かも。 まあ怪獣を連れてきてる=敵性宇宙人、という認識でいるのも理解できなくはないですが。
「町が大変なことになってるんだぞ」ここでこのリュウに言わせるとは・・・!(´・ω・`)  「メビウスを地球人の武器だと見なしてる」とか、要所でイイセリフが出てくるのは良いとは思うんですが。
どうでもいいけどメイツがムルチを連れて来るのっておかしくない? ムルチって地球の怪獣ですよね・・・ わざわざムルチを選んで改造して(公式サイトでの説明)・・・ってのも無理があるような。 まあゾアムルチのデザインはカッコイイのでおおまかOKですけど(笑)
全体には、場面場面はいいのにそれぞれの繋がりが悪いような印象でした。 まあ・・・イマイチでしょうか(笑)
それでも安直なハッピーエンドにせず、かつ未来に希望が持てる作りになってるのは良かったです。 ちょっとスタートレックっぽいところが(笑)


来週はフェミゴンか・・・ コダイゴンジアザーも入れるとどうも新マン怪獣に偏ってる気が・・・