DaHjaj gheD

「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると言われている

DaHjaj gheD 「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると云う

銃弾と風船の共通点

はなんでしょう? 英語の話。


答え:Ball が語根になっている。
銃弾の bullet は、ついた言葉に「小さい・弱い」などの意味を付加する指小辞 -letball に繋がったもので、要するに「小さいボール」の意味です。 このボールは cannon ball(砲丸・砲弾)、つまり「大砲のたま」のことです。
もともと銃は大砲が小型化されたものですから、銃が発明された頃に銃弾=「小さい砲弾」と呼ばれたものが今も残っているわけです。 昔の銃弾ってホントに鉄球でしたし、日本語でも今でも銃弾を「たま」って言いますね。
balloon は逆に、「大きい」の意味の -oon が付き「大きい玉」となったもので、本来は「気球」のことが後にゴム風船などができてそちらにも転用される形になってます。
-oon が付いている言葉では、saloon は「大広間」でサロン(salon)の大きいもの、harpoon(大きい爪→クジラに打ち込む銛)、などがそうです。
言葉の意味からすると、ゴム風船の balloon はただ単に ball と言えば良いってことになりますね。


それにしても日本の「風船」って、耳に心地良い響きの風情のある言葉ですね〜。