ビバビバ！PRJF感想

▼今日の燃えるクリンゴン語フレーズ。
　★ "Breaking mirror is bad luck, for you."

　☆ { Do'Ha' ghorpu'bogh neSlo''e', SoHvaD. }

▼Power Rangers Jungle Fury（パワーレンジャー・ジャングルフューリー）
　 第２４話 "Blue Ranger, Twin Danger"（＝「ブルーレンジャー・ツインデンジャー」）
獣拳戦隊ゲキレンジャー「修行その38　ビバビバ！もう一人のレツ」がベース、ってもうサブタイトルで解りますね（笑）　ちゃんと脚韻を踏んでてナイス。
開幕からいきなり、前回ラストで登場したシャークレンジャー・エレファントレンジャー・バットレンジャーの3人と5人の戦い！　パワーレンジャーVSパワーレンジャー、しかも敵はマスターたちとくればもう当然の如く人間離れVS人間離れの華麗バトル開幕ですよ！（←また開幕か）　レッド対シャークの双剣（Shark Saber）対決、ブルー対バットの鉄扇（Jungle Fan）対決、イエロー対エレファントのハンマー（Jungle Mace）対決！！　燃える！　まあ（当然ながら）決着がつかないので不完全燃焼に終わるものの、充分燃焼と言える激しい対決ですでに満腹感が押し寄せます！　その火薬、東映に半分やれ！（笑）
↓このバトルシーンを見やれ。　これがエピソードの序盤ですよ（笑）

…さらに、なんとPRJF版はシユウ（Dynamir）による Theo（レツ）の分身が現れるのではなく、実は Theo は双子だった、という恐るべき予想外展開！（笑）　あれ？じゃあシユウの幻影攻撃はないの？と思ったら、こちらではディスク状の鏡に人を閉じ込める能力、に変更されていました。　しかもその能力でTheoの双子の兄弟LuanとTheo以外の4人のレンジャーズが鏡に閉じ込められ、TheoがDynamirと一騎打ち！という燃えざるをえないと言わざるをえないグッジョブアレンジ。　そして助けられたLuanは、ただのピザ屋の店員になったと思っていたTheoが実はパワーレンジャーだと知る！　いや、PRJFはストーリーに関しては全体に薄ーくて物足りなさを隠せないんですが、今回に関しては原作よりもこの話の方が面白かった気がします。
ただ、ゲキレンではレツを演じる高木万平くんが実際に双子なのを利用して、分身を心平くんが演じるという映像的にもファンサービス的にも素晴らしい手段を取っていたわけですが、PRJFではTheo役のAljin Abellaは別に双子ではないので（笑）、合成＆代役（後姿）という古い手法でした。　明るくて多才多芸なLuanがちゃんと別人に見えてくる辺りでなかなかの演技力だと判ります。　尤も、今まで演技力が問われるようなシーンがあまり無かったのが問題かもしれませんが（笑）
しかし一方で、3人のマスターPhant（エレハン）・Swoop（バット・リー）・Finn（シャッキー）は鎖に繋がれ、操られて弟子や息子と戦うというなんとも遣る瀬無い話になっていて今後の展開に目が離せません！　つか3人が捕らわれたままなのに、Caseyたち明るく過ごしすぎ！（笑）