ようやくゴーオン感想。

▼今日の燃えるクリンゴン語フレーズ。
　★「ガイアークに、独裁者は要らないぞよ！」

　☆ { HI' neHbe' ghay'a'rIq ! }

　★「わらわたちが目指したのは、蛮機族全員が気持ち良く暮らす理想のゴミ世界。　仲間を踏みにじるお前に、そんな世界は作れないでおじゃる！」

　☆ { QaQtaHvIS DI qo' pup'e' yInlaHbogh Hoch banqI' 'oH ngoQmaj'e'.　Dochvetlh qo' chenmoHlaHbe'chu' qochpu' wembogh SoH'e' ! }

▼『炎神戦隊ゴーオンジャー』GP-49「最終ケッセン」

• テレ朝５０周年の紹介が、しっかりストーリーの現状を踏まえて赤青黄の３人だけになってるのはまあ判るんだけど、そもそもこのノリが前回の引きからは見当違いというか調子っぱずれでガクッとなりました（笑）　タイミングが悪いと言えばそれまでですが。
• 「ルネッサーンス！」（笑）！
• 初期の３人に戻ったことで、さらに結束を深めるのは期待通りで盛り上がって良いですねー。　走輔の言葉でうつむいていた早輝が笑顔になる、そういう精神的な牽引力を持っているのは主人公の務めだと思ってるのでここで主人公らしさを発揮してくれてかなり満足です。
• さらに炎神も３体だけになったために初期でしか見れなかった合体バンクを見せてくれたりして、こういう演出大好き。　「合体バンク」の流用だから何も新しく作ったりしてないのに、敢えて初期の映像を使うことで（走輔たちの姿もそうですが）１年経ったという時間の経過を実感できるし、３人のビフォア・アンド・アフター的対比でより強くなった事も想起される、けっこうな妙策だと思うんですよ。　ちょっと考えすぎ？（笑）
• 「デウス・エクス・マキナ」→「デウス・ハグルマギア」　…本当に最後まで油断できないネーミングセンスですね（笑）　つか「ハグルマ」と「ギア」って同義だよ！　重複だよ！（笑）　あとヨゴシマクリタインが「機械仕掛けの神」であるという含みを持ってるんでしょうか。（補足：「デウス・ハグル・マギア」と区切るみたいですね）
• ヨゴシマクリタイン、あの着ぐるみ（高下駄ですよね）であのアクション…　いつも思うけどスーツアクターすげー。
• そして「クグツカイライ政権」って、「くぐつ」と「かいらい」ってどちらも漢字だと「傀儡」じゃ…（笑）　っていうか文字通りに大臣を「あやつり人形」にするという、ある意味で逆転の発想ですね（笑）
• さらに「定額給付弾」！　政治ネタが尽きないナイスな時期に時機を得た政治ネタの連発！　なんてタイムリーなんだ！　そして使い捨てにされたことで、キタネイダスとケガレシアの裏切りフラグが！
• 走輔がウイングスのロケットダガーを使うなど、胸を熱くさせるツボを心得てます！　ゲキレンの最終回で臨獣拳を受け継いだのに通じるものがありますねー。
• 敵がバンドーマを無限に出してくる→その特殊な状況だからこそ短時間で本拠地を探知できる、という論理的な流れもただただ感心するばかり。　数話前にボンパーの探知能力をトピックとして取り上げてたのも伏線だったんですね。　本当に上手いなー…！！
• ついに裏切りが行われたが…　なんと、キタ＆ケガがあっさり死んでしまうとは…！！　ダメだ、涙をこらえられませんでした…　軍平たちはどうせ戻ってくるだろうって判ってるけど、こいつらは死んだら死んだままですもんね…　しかしこの時のケガレシアの台詞がカッコイイ。　人間とは価値感が違うだけで、心底国民思い・仲間思いの大臣だったんですね…(つД`)；
• しかしまさか最終回の前に３大臣が全員いなくなってしまうとは…　キャラクターとしても本当に魅力的だっただけに、和解エンドを観たかったな〜という気持ちが拭えません。　尤も、仮にゴーオンと和解してもヒューマンワールドには住めないわけだし、死ぬ以外にもう行き場はなかったのかもしれませんね…　ただ範人とケガレシアの関係は絶対ラストに報われるパターンだと楽観視してただけに、この重い展開はことさらショックでした。
• 今までは「クリスマスワールド」とかすげーテキトーな世界観だったのに急に「ゆらぎ」とかＳＦチックに（笑）
• ラストのメットオン、明らかに顔の前にメットを…（笑）　カメラワーク悪すぎ！　１５年前の「ブルースワット」の方が遥かに撮り方が上手かったですよ…（メットにズームするタイミングが…）
• 次回ついに最終回！　恒例の素顔名乗りもあるし、楽しみ！
• そしてシンケンジャーも激烈楽しみ！！　予告で流れてる「チャンバラバラ☆チャーンバラバラ☆」っていうサビのフレーズだけでＯＰの傑作認定をしたい所存（笑）　ああ、でも第１話はコミティアの日か…（まあいつも重なるんだけど）