DaHjaj gheD

「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると言われている

DaHjaj gheD 「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると云う

日曜と言へばシンケン感想。

今日の萌えるクリンゴン語フレーズ。
 ★青い人が、苦勞の末に行方不明だつた折神を捕まへた。

 ☆ worIghamI''e' narghHa'pu'bogh jonmeH SuDwI''e' bech 'ach tagha' jonta'.

 

 ★「をれの唾、酸っぱいよぉ〜〜?」

 ☆ { wIb tlhepQe'wIIIIIIIIIIIIIj ! }

 

 ★「なんか出た」

 ☆ { nargh vay' }

 

 

土曜だけどな!(笑)

 

 

▼『侍戦隊シンケンジャー』 第七幕 「舵木一本釣(かじきいっぽんつり)」

  • 舵木折神、魚類メカ萌え的視點(視点)から見て中々のフォルムでカッコイイ! 侍武装では腕に附いて刀になるんだとばかり思うてゐたら(マア使ひ古されたパターンですが)、なんと頭に…(笑)
  • 第一幕で茉子を迎へに來たのは「乘物」(將軍や大名が乘る立派な黒塗りの駕籠)だつたのに、なんで流ノ介が乘るのは辻駕籠なんだろふ… 同じ小道具を使ひ囘せばいゝのに、わざわざ違ふものを用意するといふことは… やはり何か意味があると考へていゝんでせうかね。 流ノ介は茉子に對等(対等)に接してゐるけど、ひよつとしたら位(くらゐ)に差があるのやも…?
  • 序盤の戰ひ、被害者を放たらかしにしてるやうに見えるのは減點とせざるを得ませんかね。 變身(変身)後のカットで倒れてた人の姿が見へなくなつてるし、救助する場面がカットされただけなんだらうと思ひますが、完成作で「ちょ、今の人助けないの?」と見へちやうのは拙(まず)いでせう。
  • 他の四人が戰つてゐる時に流ノ介一人が釣りをしてると、映像的には下手すると一人だけ樂な仕事をしてるやうに見へるものの、モヂカラの使ひすぎで(敵にやられた他の四人のやうに)倒れる描寫があるおかげでまるでその邊りの引つ掛かりがなく、同じやうに「苦戰」してゐることがよく解つて地味に上手い描寫です。 こう言ふ地味な演出を着実に積み重ねるのはキャラ描寫で大事なところですしね。
  • 前方(まえかた、以前)、特に第一幕の時点では流ノ介の人間的な側面の描寫が不十分だとかさう言ふ事を言ひましたが、今回の話でその邊の不足は完全に補はれましたな! 「あの殿なら命を預けて共に戰える、そう決めたのは自分です! 親じゃない!」<このセリフで、流ノ介が單なる忠實なロボットではない、どころか立派な思慮を持つひとりの人間、戰士であることが見事に描かれてゐて、深く感じ入りました。 流ノ介が、殿を雲の上の存在の様に扱はず、ひとりの人間としてその氣構えや行動を評価してゐるところも好印象。 また、いつも主にネタキャラ扱ひの(笑)、流ノ介の立派な活躍も見せてくれて溜飲下がりまくりエピでした〜v 普段ネタキャラなのが真面目に大活躍と言ふのは燃えますよね〜。
  • そして謎の男の「言葉」で自分自身の心と向き會ひ、自分の意思を確かめる流ノ介、一方で流ノ介と出會ひ、彼の「言葉」とそれに伴うまさに有言実行な彼のひたむきさから自分自身の成すべきことを思ひ出す男、二人の男がお互ひに影響し合つて高め會ふ! 燃えるは! ヒーロー物を好んで観る男でこれに燃えない男が居るだらうか、否、居るわけなし!(たまに暴走する事をお詫びします)
  • ヤミオロロ、1話前に登場してゐればシンケンジャーに勝てたのに…(笑) いや、あと二日早く現れていれば… かはいさう(かわいそう)…(笑)
  • それにしてもこの、「手」と「植物」の融合したデザインは素晴らしい。 顔に髑髏が意匠されてることは新しきものではないのに、縦に並んだ髑髏で斬新さや獨自性が打ち出されて、其れによつて印象度が格段に増してをり、非の打ち所がなさすぎるにも程がありすぎます!
  • 丈瑠が舵木の捕獲を流ノ介に任せたのは、單に水属性だからかなと思うたら、實力を買うてのことだつたんですね。 キャラクターの言動のひとつひとつにちやんとそのキャラの考へ・思慮が含まれてゐて、まことに天晴。 この邊(辺)はさすがに小林靖子さんと言ふべきか。 殿の「言葉」に奮起する流ノ介とか、常にテーマである「言葉」が大きな役割を持つてゐるのも重要なポイントですねい。
  • 「舵木魚雷」と來たか!(笑) これ、江戸時代には存在してたんですよね!? 世界で最初の魚雷ですね! っていうか、「雷魚折神」なら「雷魚魚雷」が…!?
  • 「長刀モード」! またモードって言ふてまうた(笑) そしてそれはナギナタぢやない!(笑) そして頭に附いての一刀両断!には爆笑せざるを(略)! しかし面白いこと考へるなア。
  • 新しい外道衆の聲(声)はスネークオルフェノク唐橋充さんですね。 人間の姿になつたり新戰士になつたりしたら面白いですが(かう云ふ勿体ぶつた敵つて、登場の仕方自体がさう云ふフラグ的なことがあるし)、でもまあシンケンはそんな在り來たりなパターンは外して來さうですよね。
  • いつか黒子を大きく取り上げた話も作られるだらうとは思うてをりましたが、まさかこんなに早く、しかも新折神登場・流ノ介主役囘での平行させつゝの不足ない満足な掘り下げには脱帽です! 冒頭での、ご飯よそるシーンや後半の變身時に陣幕を持つてくるシーンで黒子が妙にクローズアップされてゐるのは怪しき、とは思ひましたがここまでとは(笑) この人はきつと物語後半、いや終盤で再登場するでせうね! と云ふかして欲しい! すげえ樂しみ!!(←今から期待しすぎ)
  • 時間ないんで推敲と正字・正仮名遣ひのチェックが成しきれず。 間違いがあっても許してたもれー。