DaHjaj gheD

「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると言われている

DaHjaj gheD 「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると云う

まさかの土曜日曜感想。

今日の萌えるクリンゴン語フレーズ。
 ★偽りの結婚式を行ひしが、敵はあらはれなかつた。

 ☆ tlhogh tay ngeb lop 'ach nargh jagh.

 

 ★青い人が敵に操られ、赤い人と戰つた。

 ☆ SuDwI' SeH jagh, DoqwI' Suv SuDwI'.

 

 ★「おい若造… レスキュー魂を見せてみろ!」

 ☆ { SuH, ghuv.  jIHvaD toD qa'lIj yI'ang ! }

 

簡潔に書きたいとこだけ書きます。

 

▼『侍戦隊シンケンジャー』 第八幕 「花嫁神隠(はなよめかみかくし)」

  • アバンタイトル、いくら偽の結婚式にしても、参列者があれだけしか居ないのはさすがに不自然でせう。 リアルに行くなら黒子を素顔で列席させるとかすべきだと思ふんですが。 って、成人男子ばかりだとそれも不自然か…(マア女子も居るかもしれんが)
  • 裏の裏をかくまさかの頭脳戰! デカレンもそうだけど、三十分枠では必要充分なさり氣ない伏線とその消化に呆れるほど感服です。 敵側にしても、單に「強ひ」だけでなく、裏をかくだけの頭があり、そして本物の嫁もさらって來てたりしてなかなかやるなア、と、思はせて、實はシンケンジャーの方がさらに上手で… といふくだりは素直に舌を巻きました。 丈瑠が「外道衆も馬鹿ぢやないだろうし」と言ふてゐたので手を打つてゐるだらうとは思ひましたけども。
  • さういや今囘氣付いたけど、薄皮太夫って頭のあそこが「目」なんですね。 「チカちゃんでーす!」みたいな?(笑)
  • 薄皮太夫の仕込み三味線、なんだか仕事人ぽくてグッド! 撥で首を掻き切つたりするのもいゝと思ふけど、それは子供番組ではやれないか…(笑)(←て言ふかそれヒーロー死んでるぢやん!)
  • 「村正」と來たか…と思ふたら「裏正(うらまさ)」でしたか。 これは盲点的名名(ナイスネーミング)! しかしもうこれもモンハンの太刀に見へてくるわたくし。 リアルに太刀つぽくて、かう云ふデザインは敵側ぢやないと出來ませんしね(笑)
  • 逸れ者の名前も「腑破十臓(ふはじゆうざう)」とどこかで聞いたやうな名前で強さうで天晴! 「腑破」で「ふは(ふわ)」はとくに千両! 「腑」は「内臓、はらわた」と同時に「心、性根」の意味もあるし、悪役的でステキすぎ、よく捻りが効いていて見事としか云ひやうがありません! 名前だけで興奮する!
  • 女装ネタはお約束で大抵は嫌がつたりするのが定番ですが、流ノ介=歌舞伎役者→女形、だから本人も抵抗なくむしろ自分の女形としての實力を「まだまだ」だとか云ふてゐるのは、ある意味新鮮で面白いですねー。 さりげなくキャラの持ち味を活かしてゐると云ふ点でも評価したい所存。

 

▼『侍戦隊シンケンジャー』 第九幕「虎反抗期(とらのはんこうき)」

  • 副題、「之」ぐらい入れてもいゝんぢやないかと思ふのですが、なんか法則といふか決まりがあるんでせうかね。
  • アバンでの ことはの「殿様と流さんが戰ふなんて、有り得へんわ」と言ふ前振りが、本編への期待を否が応でも高めてくれていゝ感じ!
  • 伊吹さんの、わざとらしくない抑へた沈黙の演技はさすがですね。 さう言へば、他の俳優さんも上手な人ばかりだし。
  • ナント、十臓があつさり人間の姿での登場とは! もし追加戰士になつたりしたら、「2年連続でライダー出演者が戰隊の追加戰士に」といふことになりますが、さてさてどふなりますかね〜。(←そのポイント自体はだうでも良いけどね)
  • 十臓の解説での「時間制限のない中での体力の計算」など、説得力のあるリアルな説明もいちいち當を得てゐて素晴らしい。
  • 赤對青の殺陣も見応えありますね〜v 青の打ち込みを受けて、祕傳(秘伝)ディスクを囘して反撃!の流れは格別の出來です。 「反」の字の伏線と使い方も絶妙。
  • 戰隊で虎のメカ(便宜上精霊なども全てメカと呼ぶ)はいくつもありましたが、前足がドリルて!(笑) しかも関節のない脚がデザイン的に微妙な氣が…(笑) さらに腹の車輪で走る姿はもはや虎なのかどうかすら…(笑)
  • 丈瑠の「ごめん」の一言が嬉しいですね。 敵を倒して一件落着で流しちやつてもいゝのに、ちやんと「勝手に命を懸けた」ことを詫びる。 「電王」での、モモの「ごめんなさ〜い!」がありましたが、小林さんは「素直に謝る」ことを明確に描くと云ふこだはりがあるやうです。 さらに殿の假面を被つた丈瑠の本性が垣間見へ、この後の展開を創造させてゐるところがまた快いですね〜vv

 

▼『トミカヒーロー レスキューフォース』(終)

  • 最後まで、かなり子供向けに徹した作りが好感が持てます。 「子供向け」と言っても子供をバカにしているのではなく、真直ぐに未来ある子供たちへのメッセージを伝えていくあたりは正に「レスキューフォース」の真骨頂ですね〜。 良くも悪くも大人の目を意識して作られている戦隊やライダーと、内容・テーマがカブらないようにということも考慮されてはいるんでしょうが、良心的で本質を見失わず初志を貫徹するこういう番組の存在は嬉しい限りです。
  • 三幹部の最期に本気で泣きましたが、なんとラストでは復活させて仲間にしているとは、総司令グッジョブ! そうだよ、よく考えたら充電が切れただけじゃないか!(笑)
  • そういや給食のおばちゃんって、リュウケンドーの肉屋のおばちゃん…? コロッケ揚げてたしそうですよね? これもなかなか嬉しいサプライズでした!
  • スタッフ&キャストのみなさん、お疲れ様でした!

 

▼『トミカヒーロー レスキューファイアー』第1話

  • おお、いきなり藤岡弘、さんが! しかもなんか一話だけのゲストではないっぽい!!
  • 敵がファンタジー系に…(笑)
  • レスキューブレイカーやレスキューフォースビークルが引き続き使われていたり、継続した世界であることを見せつつ、現場(げんじょう)で着装できるように技術が進歩していたりのバランスもなかなか巧み。
  • 着装時の "Fire Up" は「点火する、(エンジンなどを)始動させる」という意味で(また「人を鼓舞させる、発破をかける」という意味も)、「ファイアー」という名前ともかかっていて上手いですね。
  • 消防服がモチーフでややゴテッとした印象のスーツも、テキパキしたアクションでカッコよく見えるし、これは期待できそう。
  • メンバーが減って、さらに「鎮火」がメインなので一般市民をレスキューする場面が少なくなったらちょっと勿体無いかも、とは思いますが、いきなり「レスキュー魂」という言葉も出てきてるしこれは大丈夫かな?
  • あ、隊長による「ファイナルレスキュー承認!爆裂的に鎮火せよ!」がなかったのはスゴイ残念。 どう考えても毎回あの機械音声なんだろうし… まあ石黒隊長だからこそあの熱さだったわけでもあるし、別の人がやっても物足りないかもしれませんがねー。

 

 

 

※ぜんぜん簡潔じゃないことをここにお詫びしますか?