「ファミコン版はボードゲーム」
たぶん何度か書いてると思ひますが、わたくしオリオン座を観るのが好きでありまして、
http://www.netlaputa.ne.jp/~qapla/asaga/st-col01-mintaka.html
こんなページも書いてたりします。
で、大分以前より、オリオン座を見てヽ、三ツ星をはさんでベテルギウスとリゲルが向かい合ってるやうに見えるなー、などと考へてゐたんですよ。 解りやすい喩えで言ふと、中立地帶を挟んでエンタープライズとロミュラン・ウォーバードが睨み合ってるところ、みたいなそんな。
そしたらば、
- 作者: 野尻抱影
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2002/08/25
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
この本讀んでたら、岐阜にはベテルギウスとリゲルを「ヘイケボシ」「ゲンジボシ」と呼ぶ方言があるさうで、そのまヽ三ツ星を領地を分かつ軍事境界線と見、赤いベテルギウスを平家の赤旗、白いリゲルを源氏の白旗に見立てヽゐると言ふわけださうです。 なるほど日本なら對立する二大勢力と言へば源平が一番に想起されるだらうし、さらに赤白の対照まで織り込んだ素晴らしい呼び方ですよね。
とまあ、昔の人も似たやうな事考へてたんだなー、と感じ入った次第。
あ、ちなみにオリオン座流星群は三日ぐらいかけて、やっと計五個ほど見る事が出來ました。 騒がれたほどは見れなかったですねー。