DaHjaj gheD

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『エンタープライズ』第92話『優生クリンゴン "Divergence"』

今日の萌えるクリンゴン語フレーズ。
 ★クリンゴン人たちの額が平らになったよ。

 ☆ HabchoHpu' tlhInganpu' Quch.
 
(ところで、クリンゴン語にはまだ「ウィルス」や「ワクチン」「優生」「ヌクレオチド」にあたる言葉すらなく、それどころか「DNA」もありません)
いやでも、トリップをコロンビアから呼び戻すのは今の機関主任に失礼ではないでしょうか(笑) 必要だったのは判りますがー。 後がないから何話も引っ張れないのは判りますが(笑)、もうちょっと「離れ離れで寂しいー」描写も見たかったような。
アンタークは医者を healer と言ってますね。(反ってクリンゴン語に訳せないんですが(笑))
クリンゴンマニア的には、クリンゴンのドクターが全面に出てきてクリンゴンの医療倫理に触れられたりするのは興味深く感涙モノです。(他の人にはどうでもいい事でしょうが(笑))
おお、セクション31の由来まで!! さりげなくポロッと出てくるところが憎い!! しかもロス提督の Inter arma enim silent leges に通じるような項目だという深いリンクさせっぷり!
前回で「23世紀の額が平らなクリンゴンは『優生クリンゴン』なんだな」とミスリードしておいて実は・・・という展開もグッド。(まあ予想通りになるようじゃー困るんですが)
ラストのアーチャーが笑える(笑)


エンタープライズに囚われたクリンゴン(クヴァグの息子)、原語では名前が登場してないのに吹き替えでは「マラブ」と訳されてます。*1 こういうこともあるんですね(笑)
クレル "Krell" 提督というキャラが出てきましたが、TOSに登場したクリンゴン人のクレル "Krell" とやはり関係あるんでしょうね。*2
23世紀に平らな額だったコール・カング・コロスは、24世紀になってから畝のある額に「治した」ということなんでしょうか。 それにTOSカーレスは平らオデコでしたしね。 まだこの謎が残ってるぞ(笑)


いやそれにしても、以前のヴァルカン話もそうでしたが Reeves-Stevens 夫妻は微に入り細を穿った描写が上手いですね〜。 古いネタを巧みに織り混ぜるだけでなく、同速度ワープでワイヤーを繋いで綱渡りとかワクに囚われない新しい画作りもセンス抜群。 今になってこんな斬新なシーンが観れるとは。 ああ、この人たちが第1シーズンから(略)!!
あと6話かあ・・・

*1:綴りは "Marab"。 彼の名前は公式サイトでのみ確認できます

*2:クレル提督を演じたウェイン・グレイスは、TNG#139「謎の蒸発事件 "AQUIEL"」でクリンゴン人のトラク地方官を、DS9#141「憎悪を超えて "WRONGS DARKER THAN DEATH OR NIGHT"」でカーデシアのレガートを演じています