DaHjaj gheD

「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると言われている

DaHjaj gheD 「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると云う

tIghItlhqu' 'ej nom tIghItlh

iPadアプリZen Brushを使用したお習字シリーズ、第七彈!
食べ物系は思ひ入れのないマンゴーなどを除けばほゞネタ切れ、あとは繪が難しいもしくは繪に描けないものを文字だけで書く事になりさうです。 …あれ、習字って元々さう言ふものだったっけ…(笑)

 

▼Quj▼

Quj 【クージ】 (〔名詞〕遊戯、ゲーム、競技/ 〔動詞〕ゲームをする、競技をする)
QujmeH moQ(ボール)、直譯で「競技の爲の球」

 

▼Soj▼

Sop 【ショゥプ】 (食べる)
「食べる」といふ動作を極限まで簡略模式化したら偶然にも上の繪とそっくりに!!!

Ha'DIbaH ghIH tIr ngogh je 【ハッディバフ・ギフ・ティる・ンゴゥグ・ジェ】 (ハンバーガー) ※gh, ng は一文字です。
直譯で「亂雜な肉とパン」で、パンは tIr ngogh で「穀物の塊」です。
この長ったらしい熟語は Ha'DIbaH(肉) ghIH(亂雜な) tIr穀物ngogh(塊) je(と) から成ります。

Su'ghar qutmey 【シューッガる・クートメィ】 (砂糖) ※gh は一文字です。
Su'ghar は英語 sugar からの音譯、qutmey は「結晶」の複數形です。
あくまで「地球の砂糖」をクリンゴン人がクリンゴン語で表すと斯う言ふ言葉になるといふ例です。 クリンゴン人は甘い物を嫌ふので、恐らくクリンゴン文化に砂糖は存在しないのでせう。

 

▼Hegh▼

mol 【モゥル】 (墓)
クリンゴンの文化では死體をただの抜け殻として捨てゝしまふ(TNG)のでは、と疑問が湧きますが、昔の文化、あるいは一部の地方の文化には墓に埋める風習があったのかもしれません。 日本でも「○○家の墓」は古くても江戸前期らしいですし、火葬が一般的になったのはつい最近の事ですから、地球暦24世紀のクリンゴンだけを見て矛盾してるとも言へないでせう。
もしくは遺體を埋めずに礼拝する對象、つまり佛壇のやうなものを彼らは「墓」と呼ぶのかもしれないとも考へられます。
(實際には、「墓=mol」の載ってゐるクリンゴン語辭書より大分後になって、TNGで新しい設定が追加されただけです(笑))

lom 【ロゥム】 (死體、遺體)
mollom は逆さ綴りになってゐるので組で覺えませう。
繪の死體が動く死體なのは氣の所爲やねん。

Hom 【ホゥム】 (骨)
HomHom【ほむほむ】 (小骨)

 

▼HoS le' lo'wI'▼

mop 【モゥプ】 (ローブ)

Qumran 【クームらン】 (卷物)

naQ 【ナク】 (杖、棒)
廣く、棒状のものを表す時は、大抵この單語が使はれます。
'oy'naQ(ペインスティック)、naQjej(槍)、rItlh naQ(顔料の棒〔クレヨンやチョークのやうなもの〕)、Soj naQmey(箸)、tlhagh patat 'oQqar naQHommey(フライドポテト)、qul naQmey(マッチ)など

 

▼ghItlh▼

ghItlh 【ギトゥル】 (〔動詞〕書く、彫る、刻む/ 〔名詞〕原稿) ※gh, tlh は一文字です。
De' chu' ghItlh(新聞)など
日本語の「書く」が「掻く」と同源と考へられてゐるのと同樣に、恐らく古代クリンゴンでは粘土板や石版などに文字を「彫る、刻む」して記録してゐたのが、後に紙などにペンで「書く」ようになっても轉用されたのでせう。

ghItlhwI' 【ギトゥルウィッ】 (ペン、スタイラス、尖筆〔タッチペン、タブレットペンなども含む〕)
-wI' は英語の -er, -or にあたりますが、writer で「ペン」の意味になってゐて「作家、物書き」(=書く人)の意味にならない點に注意が必要です。

 

繰り返し書いてるけどネタ切れなんで、もう次の更新はないかもしれませんです(笑)
いくつかだけ書きたいものはあるんですが數が揃ふのは大分先ですかね。