DaHjaj gheD

「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると言われている

DaHjaj gheD 「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると云う

『エンタープライズ』第82話『野望の果て "The Augments"』

おお、ちゃんと真空の宇宙にさらされても無事だってことを描いてますね。
宇宙に放り出されたら破裂して即死する、そう信じてた時期が私にもありました。


ストーリーは面白かったですね。 スン博士を悪い人のまま終わらせる筈ないと思ってたけど、1話目と印象が違いすぎるのがちょっと惜しいかも。 でもまああのままではヌニエン・スン博士に繋げられませんけど(笑)。 データたちが作られるのが2335年だから181年後か・・・何世代研究続ける気ですか。 っていうか、ヌニエン・スン博士が一人で成し遂げた偉業だと思ってたのに、違うってのは残念です。 むしろ180年かかるってことは歴代スン一族は凡人ぞろいなのでは・・・
あと優生人類はちょっと乱暴すぎますね・・・。 カーンはミルトンを引用するぐらいの知性は見せてたのにー。
ただまあ全体的に飽きることなく楽しんで観ていられたし、このクォリティが維持する事を願います。 切に。


クリンゴン・ファン的には・・・
「クラック・デケル・プラクト」! DS9第39話「血の誓い "BLOOD OATH"」でチラッと語られてた惑星です。 22世紀にはクリンゴン星図に載ってないんだ・・・ 2270年にクリンゴン軍がロミュラン軍を撃退した場所ですから、今後の120年間に色々あるんでしょうね。
「D5型」クリンゴン艦って言ってたけどかなり違う型でした。 また謎が深まった・・・(笑)
そう言えば、バード・オブ・プレイのベッドに柔らかいマットレスが敷かれてたみたいですが。 クリンゴン人は鉄板の上で寝るのに・・・(笑)
すごい! スン博士のクリンゴン語がちゃんとしたクリンゴン語です!! majQa’!!
でも吹き替え版では日本語に替えられてる!! Qu’vatlh!!


原語では
 "quv lughaj Archer HoD beqDaj je." (アーチャー船長と彼のクルーは名誉がある)
 "lengtaH 'e' yIchaw'." (航行を続けることを許可しろ)
訛りが酷いけどこう言ってます。 本国では英語字幕でも付いてたんでしょうか? ちゃんと訳せてるのが不思議と言えば不思議ですね。
"quv lughaj" は直訳すると「彼らは名誉を持っている(They have an honor)」で、この quv は名詞ですが、状態動詞の quv(名誉がある)を使えば lughaj をまるごと省く事も可能です。