DaHjaj gheD

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DaHjaj gheD 「今日の獲物」がタイトルのブログは此処にあると云う

『エンタープライズ』第91話『クリンゴンの苦境 "Affliction"』

さークリンゴンエピキター!
ホシが一緒だったことで言葉からライジェル人と判る、っていう段取りは上手くキャラを使えててナイス!
ハーク(Hur'Iqngan)の名が再登場、しかもクリンゴンの変化の元凶だったとは!!(あれ、違うのか・・・) っていうか、これで変化の理由が明かされるんですね。 いかにも「ENTとTOSの中間型に見える」メイキャップが激烈ナイス!(笑)
っていうかある意味フロックスが凄まじく大活躍じゃないですか! 人間とヴァルカンの混血も彼の手柄になるようだし、クリンゴンの変化まで!! 見方によってはマッコイ以上の歴史的偉人ということに・・・!
マルコムの話もなんか意味深だし、どうなるのやら・・・!


qaStaHvIS wa' Hogh jIloSlaHbe', ghay'cha'!!
(私は一週間待つことができません、ちくしょう。)
 
 
登場するクリンゴン語はCC字幕の綴りがかなりイイカゲンですが、けっこう正しいものみたいです。

以下、クリンゴン語の文はCC字幕から推測した「正しい」文です。
(冒頭部)
qatlh tuneH?(字幕:何をする気だ?) 直訳:「なぜお前たちは私を望む?」
yIngaQmoH!(字幕:拘束しろ) 直訳:「彼を固定しろ!」
loHwI' vISuch 'e' vIpoQ(字幕:判事に会わせろ) 直訳:「私は行政官に訪問することを要求する」
vImuHlu' net wuqHa'(字幕:死刑は免れたはずだ) 直訳:「私が処刑されることは不確定だ」


エンタープライズに侵入したクリンゴンたちのセリフ)
DaH petagh(字幕:なし) 直訳:「今すぐ始めろ」
'ay'vamDaq nuHmey tIQeq(字幕:ここを狙い砲撃しろ) 直訳:「この部分に武器を狙え」
jol Quv yIchegh(字幕:転送点に戻れ) 直訳:「転送座標に戻れ」(正しいCC字幕です)


(医療室で)
SoHvaD pagh vIjatlh, Human(字幕:なし) 直訳:「お前には何も話すことはない、人間」(これも合ってます)

Human が「クーマン」と発音されてるのがポイント高いです。 前にも書きましたがクリンゴン語H はドイツ語の ch の音で、英語圏ではこれを k の音で代用する(バッハを「バック」と読む)ため、クリンゴン語Human は英語話者の発音では「クーマン」になるんですね。 ・・・まあ他の発音は良くはありませんが・・・。


たぶん冒頭で殺される方だと思いますが、「クリンゴンの囚人」を演じているのはDS9で成長したアレキサンダー・ロジェンコ(ウォーフの息子)を演じてたマーク・ウォーデンです。
「英語ではない」を「地球の言葉ではない」と訳してます(´・ω・`)
翻訳がテキトーで、こないだ82話「野望の果て "The Augments"」で「キヴァット」と訳してた Qu'vat を今回は「クヴァット」と訳してます。 統一する気はありませんか?(笑)